元ニート引きこもりからフリーターになるまで・その4「初めての心療内科」
前回はストレスによる体調不良から内科を受診していたのですがなかなか治らず心療内科を紹介してもらったという話でした。
前回の記事↓
元ニート引きこもりからフリーターになるまで・その3「祝!ニートスタート」
心療内科を紹介され初めて行きました。
まずは少し心療内科の先生と話をして薬(漢方と精神安定剤的なやつと寝れなかったので眠れるようになる薬)をもらいました。
そして一緒にカウンセリングの予約をしてその日は帰宅。
そして辛かったのが精神安定剤的な薬・・・
薬の副作用なのかただでさえ何もやる気が起きない+体がダルいのにさらにダルさとやる気が起きない状態に・・・
お風呂に入るのも本当に疲れるほどでした・・・
漢方はときに何もないカンジですがもう1つの薬は本当にグッスリ眠れるようになりました。
副作用もなく飲んで10分くらいですぐに眠れましたね。
ただその10分くらいの記憶や記憶にないけどどうやら途中で起きていたりしているのにはびっくり。
寝る前にゲームなんかして知らない間に寝てしまう。
そして起きてしばらくしてたら「あぁーそーいえば寝る前にゲームしてたなぁ~」なんて思い出すカンジ。
あとは新品で買ったジュースなんかが起きたら減ってたりしてました。
記憶がまったくないのですが起きて飲んでたみたいですね。
こういった薬を飲んだらすぐに布団に入るように記載されているのですがちょっと前にお笑い芸人の堤下さん(インパルス)。
こういった薬を飲んで車を運転して色々騒がれていましたがこれはマジで知らない間に眠ってしまうのでかなり危険ですよね・・・
そして数日後、カウンセリングを受けるため病院へ。
心療内科の先生とは違うカウンセラーの人と話をしました。
まずは体調不良の詳細や、こういった症状が起きた経緯。
どういった時に起きやすいのか、自分の性格。
テストとアンケートが合わさったようなものもありました。
例えば「大勢の前で発表するのが苦手だ」
↓
A:全然平気 B:少し緊張する C:ものすごく緊張する D:回避するっといったカンジのものがたくさんありました。
そういった診断?みたいな結果僕は「社交不安障害」と診断されました。
たぶんこの場では言われたかは覚えていませんがこういう病気でそれを治すための治療というかリハビリが開始されました。
月に1回はカウンセリング、心療内科に通う。
空きの1ヶ月の間にカウンセリングで決めたことをやる、心療内科では軽く話をして薬をもらうというものでした。
精神安定剤的なものと漢方はもらわずに途中からは睡眠導入剤?みたいな名前だったかな?をもらうだけでしたね。
とにかくこのカウンセリングで決めたことを実践するのが僕の当時にはキツかった・・・
外食などで起きる吐き気は緊張して自律神経がどうたらこうたらとか血管を締め付けている的なことを言われました。
結局その吐き気がくることで「外食を避ける」→「家でだけ食事するようになる」→「出前を頼むようになる」っというように吐き気がくることを恐れるあまりどんどん自分の活動範囲が狭まり引きこもりになっていくそう。
僕はまさにそれでだんだん体の症状も悪くなり家に居ても吐き気がするようになりましたからね・・・
なので実践では緊張することを多く体験して吐き気を体験。
吐き気が起きても逃げないようにどんどん色々緊張することを体験するというものでした。
最初はコンビニで店員の顔をじっと見ることや、わざとゆっくりレジの会計をする。
「こんなことで本当に治るのか?」なんて思っていましたが心療内科、カウンセリングを受けることで約半年ぐらいで体調不良が治っていきました。
体のダルさも外に出ることもだいぶ緊張はしますし吐き気がすることもありましたがその吐き気もだいぶ弱くなんとか我慢することができる程度にもなっていきました。
吐き気を多く体験して慣れさせるという実践でかなり毎日怖いですし本当に辛かったですが「とにかく治したい!」という気持ちがあったのでなんとかがんばることができました。
ただ外食だけがどうしてもできなかったです・・・
職場で食事後に強い吐き気、外食時の吐き気で動けなくなることが多く、そのトラウマで「またあの強い吐き気がきたらどうしよう」という恐怖心が強く、外食の実践では少し食べて帰る。
軽い吐き気がきたらすぐに帰るというとりあえず外食するということしかできませんでした。(家ではお腹いっぱいたくさん食べることはできます)
結局そういったことを繰り返し吐き気がきてから1口食べる、吐き気がきても我慢して店に居続ける。
など少しずつハードルを上げるようになりカウンセリングを始めて約2年で体調も良く緊張することなく外食でもお腹いっぱい食べることができるようになりました。
カウンセラーの先生には「就職することが1番のリハビリになる」と言われました。
元々人見知りな性格でこの時には緊張すると吐き気がくるという状態でした。
なので就職すれば色々な人と仕事をするので緊張感も体験できて仲の良い人もできて生きていく中でそこから楽しいことも増えていく。
などなど言われていましたがやはり職場で吐き気がでて早退することも多かったのでなかなか就職する勇気がなくとりあえず元気になり外食もできるようになったのでここで病院に通うことを辞めました。
そしてやはり貯金はけっこうあったのですが入ってくるお金はまったくありません。
っということで実は1人暮らしを始めてからすぐに引きこもりでも稼げる方法を探していました。
そこで見つけたのが「ネットビジネス」。
そこで怪しい情報商材が売られており初めて購入しました。
次回はその時のことを記事にしたいと思います。
しかし僕の中ではストレスでこういった吐き気などがするようになっていったと思うのですが緊張する+吐き気を体験して逃げずに続けることで体調が良くなりました・・・
なぜだろう・・・まぁ治ったから良いのですが・・・
社交不安障害はパニック障害と同じような症状でパニック障害は大切な人との別れやストレスで発症するそうなので元々の人見知りや緊張しやすい性格に加えストレスや親戚のおばさんとの別れのショックで社交不安障害になったかもしれないですね・・・
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